MT-07はアクセサリー電源が2つ存在する。
一つはリアシート下。もう一つはタンク左側。
リアシート下はETCで使ってしまっているので、今回はタンク側を使う。

そのためタンクカバーを外すのだが、その前にシートを外す必要がある。
外したらタンクの黒い樹脂パーツのボルトを外す。シート側にスライドさせて上に持ち上げると外せる。

ボルトとプッシュリベットを外したら、カバーをバコっと手前に外す。



外すとACC電源にアクセスできる

ちなみにコネクターはビニールテープで固定されたフタ?に嵌っているので、一見しただけだと判りづらい。
写真はフタから外した状態。
コネクタは住友電装のFRS2Pというのが使える。使うUSB電源はデイトナ バイク専用電源 5V/2.1A USB×1 93039
ここで一つ注意!
MT-07のタンク脇のACC電源は「2A」までです!
最近のスマホとかは急速充電やらで2Aを超える電流を流すものもあるので、下手にシガーソケットとかつけるとヒューズ飛びます!
ここの電源はUSB一口程度にしておいたほうが無難でしょう……
上のデイトナ電源も2.1Aなのでギリギリです。
こんな感じ

このUSB電源は二分割式になっているので、さらにここから接続する形にした。
これなら普段はUSBを付けておかないで済むし、必要な時はタンクカバーを外さずに取り付けることが出来る。
USBつけっぱなしだと、どうしても劣化が気になるので、いい感じだ。
ただ、MT-07のハンドル周りはこのUSB一口ですら付けられないので、ミラーのネジにかませるクランプバーをつけて、そこにUSBとスマホホルダーを装着した。
スマホホルダーはこれと同じもの。これがいろんなところから出ているようだが、多分作っているところは全部一緒。シリコンバンドはバイクなら必須なので用意したほうがいい。
特別優れているとも思わないが、金属製で、構造がシンプルで、簡単に付け外しが出来るなら何でもいいと思う。
ちなみにアマゾンで一番人気のデイトナ(ミノウラ製)は個人的にあまりお勧めしない。
自転車用のミノウラ製(デイトナとほとんど同じ)を何回か自転車につけたことがあるが、構造がやたら複雑でつけにくいうえに樹脂製なのも相まって壊れやすく、そのくせ価格は高いという正直全くいいところがないホルダーだと思う。
というわけで完成

普段はクランプバーごと外しておいて、使うときだけつける。結局これが一番いいという結論に至った。
つけっぱなしにするとやっぱり壊れる。ホルダーにしてもUSBにしても。
面倒でも普段は外しておいたほうがいいし、そのためにも付け外しが簡単なものを選ぶのがおすすめ。